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しっくい職人@マラケシュ
マラケシュのタイル建築取材のこぼれ話。



広場に近い道ばたでピカピカに磨き上げられた壷のお店を見かけた。



その店先で、素焼きの壷に何やら赤い泥のようなモノを塗りつけている男あり。俄然興味がわいて見ていると、表面が滑らかになったところで最後に黒い石で磨き始めた。これ、日本の左官技術で最高峰とされる「しっくい磨き」やんかあああ!!!それをこんな道ばたの小さな土産物屋のおっさんがやるなんて!!!といきなり初日からモロッコの職人に先制パンチを浴びせられました。



通りがかりのこの建物では、サーモンピンク色の壁一面がピカピカに磨き上げられていました。



これはリヤドと呼ばれるモロッコの伝統的な住居の中庭。伝統的な技術を使って修復され、現在はホテルとして使われている。



その中庭の床もピカピカに磨き上げられていた。



部屋の中の手洗いカウンターやバスタブまで、このマラケシュ版「しっくい磨き」で仕上げられていた。日本の「しっくい」は耐水性はある程度あるのだが、さすがにバスタブに使えるほど強くない。



というわけで、その謎を解くべくマラケシュ版「しっくい磨き」の現場を見学してきました。これは赤い顔料を入れた「しっくい」を塗りつけているところ。



ある程度表面を平らにして、最後に石を使って磨きをかけているところ。壷屋のおやじがやっていたのと同じです。



これが伝家の宝刀、磨き仕上げ用の石。職人さんはそれぞれ自分用の「マイ・磨き石」を持っているそうです。

この「しっくい磨き」は現地の言葉で「タデラクト」と呼ばれている。原材料である石灰の作り方から最後の仕上げの方法まで、この地域独特の技術で出来上がっていて、日本の左官技術しか知らない自分にとって「目から鱗」のノウハウが沢山ありました。またどこかでじっくり紹介しようと思うのですがとりあえず、こんな技術があったよ、ということで今回はおしまい。

世界は広い。
| @アフリカ | 03:21 | comments(4) | - | pookmark |
ジャマ・エル・フナ広場の賑わい@マラケシュ


 マラケシュに到着して、まず向かったのが旧市街の中心部にあるジャマ・エル・フナ広場。今までどこの広場でも見たことがないくらいの、とにかく、すごい賑わい。これぞパブリック・スペース、市民の空間、という光景に心の底から震えが来た。

世界の有名な広場といわれる場所のほとんどが、傍らにこれぞ権力の象徴!といった感じの建物が建っているものなのだが、ここにはそれがない。強いていえば広場のずっと外れの、道路の向こうにクトゥビアというミナレット(モスクに付随する塔)が見えるくらい。

ここにあるのは、ドライフルーツ屋、ミカンジュース屋、カバブ屋、エスカルゴ屋、魚フライ屋、CD屋などの屋台、遊牧民やアラブ人に伝わる民族音楽を演奏する楽隊、その他コブラ使いとか、猿回しとか、薬売りとか、見せ物でボクシングをやる連中とか、風船売りとか、ポラロイド屋とか・・・。そしてその周囲には夕涼みに来たマラケシュの人々や、観光客が肩をぶつけ合いながら歩き回って、食べて、楽しんでいる。

ちなみに、その晩は魚フライとエスカルゴを屋台で食べたのですが、エスカルゴって高級食材のイメージだったのに、そのまんま日本で雨の日に見かけるようなカタツムリでした。ツノも二本、しっかり生えてました。
| @アフリカ | 21:59 | comments(1) | - | pookmark |
エジプト上空@カタール航空機内


モロッコへ向かう飛行機が途中エジプト上空を通過したのだが、茶色い砂漠の中に突然ナイル川の流れに沿って緑の帯が現れるさまは、感動的だ。カイロの市街の真上を飛んでいたときには、ナイル川の西岸にかの有名なギザのピラミッド群がはっきり見えた。

エジプトは約10年前に一年間の海外放浪の最後にたどり着いた想い出の土地だ。あのピラミッドも夜明け前の暗闇の中、塀を乗り越え、警官を振り切り、なんとか頂上にたどり着いて、朝日が昇るのを寒さに震えながら見ていた場所だ。まさかこんな形で再訪することになるとも夢にも思わなかった。

でも、この写真、そういう経緯を抜きにしてもけっこう貴重だと思うんだけど。
| @アフリカ | 18:20 | comments(3) | - | pookmark |
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